2011-02-24

恋する気持ち1


韓国ドラマを観て、思うことがある。

実は、韓国ドラマやKPOPはニガテ。

髪形、服装、顔立ち、ドラマ構成などが、どうしても、
受け付けられない。
(
好みの問題とは言えども、ファンには申し訳ないのですが・・・)

それと、あの激しいコミュニケーションが「韓国ならでは」
なのだろうけれども、心理カウンセラーとしては、観ている間常に、
心理的問題や、解決方法、心理療法のプラニングをしてしまい、
安心して観ていることができない。


とは言え、偶然間違って録画したドラマを観て思ったことがある。


恋の構成が、基本的な男女の想いが詰まっているということ。


韓国ドラマは、

あり得ないくらい男性がまめで愛情深く、

女性は鈍感でガッツいて食べる食欲旺盛、
男性は色白でかわいい顔をしているわりにタフで、

女性役の特徴は社会的評価が低いなど何かしらのマイナス面を持っていて
男性の方は色々な意味で評価が高い人物像設定、
女性はそれほど男性を好きでないのに男性は打たれ強く純粋に追いかける、
子供っぽい可愛さ(韓国では、多分かわいい)を持つ女性像で、
理解力と指導力の高い男性像。


女性は、結局、精神的大人な男性が好きで
男性は、純粋無垢な女性が好き
だと言うこと。


現実、同年代であっても、女性の方が男性より、精神的に数年上。

これが、理想像の原点だと思う。

皆、現実の逆を求めている。

女性は、男性に精神的大人であることを求め、

男性は、女性に精神的幼さを求めている。

言い換えると、

「男性は女性より大人であって頼りがいがあるべき」

と期待していて

「女性は男性より無垢で頼ってくる」ことを期待している。

だから、

「色白でかわいい顔をしているが精神的大人」な男性が

恋人役のおきまり。

「肉体的年齢が低くても精神的年齢が高い」まるで

17歳の少年に60歳男性の精神力が備わっていてほしいという

想いが詰まっている。

逆に女性役は

「喜怒哀楽で元気で、単純で、何かしてあげられる感じ」

の女性が恋人役のおきまり。

自分の男らしさを発揮できるに十分な女性で、

警戒心が無く、駆け引きの無い純粋さがあってほしいという

思いが詰まっている。

それは、現実難しい人物像ではある。

理想像の相手に出会えたら、とてもラッキー。

女性の方が精神年齢が高いのだから、逆転は難しい。

肉体年齢より精神年齢が低い無邪気な男性と

しっかり者のリーダーシップを取れる女性の

カップルになる方が、残念ながら確率は高い。

だからこそ、ドラマになるのだと思う。