2010-02-13

「好きだヨ」と言わせるなら

女は振り向かせるために積極的に動くことがあるけど、女だから「男から告白してよ」と望みもある。
表面的には受身でいたいところがある。
漫画の世界のように、「好きだ!」という言葉に包まれたい思いがある。

実はガンガン押し捲っているから受身ではないのだけどね。

「話も趣味も合うし、仕事の意気も合うんだから、あなただって私のことカナリ好きでしょう?だから、さっさと交際申し込んだら?」って思うもの。

それなのに、いくら待っても言ってこない。
最近は男性は草食系なのだ。

今まで積極的そうだったのに急にしおらしくなると、「あれ?好かれているのは勘違いかな?」って踏み止まっているかもしれない。

待つにも限界!と堪忍袋の緒も切れて、雪女みたいな態度や、般若みたいな怖い顔で接してしまって、どんどん雲行きが悪くなる。
男女平等の時代だと言ってもね、男と女は違うからね。
女性が受身でいたいプライドがあるように、男性には失敗したくないプライドがある。
どうせ押し捲るなら、肝心なところまで押し捲るのがいいように思う。

「私はすぐにOKするわよ!」と心で思っても、まだ、彼には届かないかもしれない。
「今日は楽しかったわ」と飲み会で伝えても、今ひとつかもしれない。
「頼り甲斐のある先輩で良かったわ」と仕事場で言っても、仕事上の建て前と思うかも知れない。

煮え切らない彼の態度に、腹を立てていると、結局彼は「こりゃダメだ」と後ずさりに。

まるで自分が告白しているかのごとく伝えないと、決心が付かないかもしれない。
気長に待てないんだったら、相手が動くきっかけくらいあげないとダメかもしれない。

どうせ、すでに動けなくなるほど攻め込んでいるんだから、相手の好意に確信があるのなら、「告白してもプライドが傷つかない」と思わせるところまでは、詰め寄ってもいいのでは?

それで動かなければ、自分勝手な思い込みだったってことでしょ?

2010-02-12

恋を探すとき

前回も書いた事だけど、人は自分に好意的な人には、好意的な気持ちを持ち易い。

人恋しい時に、タイプでもないオジサンを好きになってしまうことってあるでしょう?

普段の彼は、電車の中では耳をほじっていたり、定食屋で顔までおしぼりで拭ったり、さらには帰り道は情けない千鳥足かも知れない。
それなのに、丁寧に仕事を説明してくれたり、仕事上のトラブルをカバーしてくれたり、困っているとすぐに駆けつけてくれると、「想い合っている?」などと勘違いをしてしまう。

実は、彼は単に仕事熱心であったり、部下想いなだけだったりして。

考えてみると、家庭も冷え込んでいたり、友人と会うチャンスも減り、会社では交流が乏しい時期なのかも。そんな時、親切な唯一の存在は特別に感じるのはカ ナリありえる。無意識の底にある「誰か!私をかまって!」って気持ちが反応し始めちゃう。「あなたが居るから働けるんです!」なんて、すがりたくなるの も、心を埋めたい思いの結果。愛に飢えていると、かまってくれる人に心が動いてしまう。

勿論、そこが恋の始まりだろうけど、環境が変化して多くの人にかまってもらったり、心の交流が増えだすと、「ありゃ?かまってくれるから、興味をもっただけ?」なんて、恋の魔法が消えたように冷静になることもあったりする。
認めてくれる人を手放したくない執着心が恋と誤認していた可能性が高い。

誰だって、自分を認めてもらいたい。
でも極端なら、それは無意識の底に「存在を認めて!」と相手に義務を負わせる生き方をしている証拠。

そんな可能性を感じたら、自ら交流を広げるように心がけてみよう。
沢山の人達の交流を見ることで、独りよがりか、舞い上がっているのは自分だけなのかが見えてくる。自分で存在を認識出来るようになる。枝垂れるようにすがることなく対等な恋が出来る。

言い換えると、口説きたい相手が愛に飢えている時は、かまう度合いが多い程、振り向かせ易くなるってことかもしれないけどね。

恋と思ったら勘違い?

自分でもこれが恋なのか分からないときがあるでしょう?

例えば、言葉も交わしたことないのにやたら気になる。

何か視線を感じるなぁと思って気にかけるうち、どうやらこっちを見ている。
「これって、彼は私をじーっと見ているってこと?」
と考えているうち、目が合うたびにドキドキしちゃう。

仕事上関係無いのにも「話かけてくるかな?」なんて期待したり。
そばを通るとウキウキしたり。

好みでもない香りなのに、彼のコロンを感じて癒されたり。

たまたま、後ろを彼が通ったとき、意識しすぎてイスがガタンっとなって、「大丈夫?」なーんて声をかけられたりすると、初めての言葉が親切な優しい一言で、「やだー!彼って優しい!もしかして私を心配してくれている?」などと、更なる勘違いが深まってしまう。

気になる視線に加え親切にされれば、「自分だけに向けられた行為=好意」とまで思い込む。

「こんなにドキドキしちゃうってことは、これは恋?話したこと無いのに恋ってことは運命かも?」なんて、ドキドキが妄想になり眠れない夜が続いたり。

そんな日々が続くと楽しくて仕方が無い。

そのうち、彼と話すチャンスがあって、自分の後ろの時計を見ていただけと判明し、誰も自分のドキドキを知らないのに「穴があったら入りたい!」と赤面して しまう。そんな事実が分かったとたん、ドキドキも無くなって「なーんだ、恋じゃなかった、ただ興味があっただけだ」と恋も始まる前に終わってしまう。

そんな勘違いって誰もが経験したことはあると思う。

あとから考えると笑い話なんだけど、そこで一つ考えた。

人は自分に好意的な態度の人を好意的に迎え入れる。
自分に愛情を示してくれて親切にされればマンザラでも無い気持ちになる。

気になる彼を振り向かせるなら、彼が「なんだろう?僕に気がある?」って思わせる態度を取ってみると良いかも!
好意があれば、きっとドキドキしてくれるはずだし、そのうち好意的な会話をしかけてくるかも?興味から恋愛につなげるきっかけにはなるのでは?